【転職】新卒から3年企業に務めて、未経験業界・職種に転職できた話
私の基本情報
年齢:20代中盤
学歴:普通の理系4年生大学卒(企業から求められる「高学歴」の部類には入らない)
業界:メーカー
職種:現場作業
資格:TOEIC700点台、普通自動車免許
なぜ転職しようと考えたか
転職の目的としてはキャリアチェンジをしたい!というのが一番の目的でした。
そもそも私がどんな仕事をしていたかというと、工場で製品を造ることをしていました。いわゆる現場仕事です。工場内で作業着を着て、シフト制で働いている姿をイメージしてもらえればいいと思います。
入社当初の私が思い描いていたキャリアとしては、現場経験を積み、2~3年後からは間接部門でのデスクワークをし、そこで専門性を高めたいと思っていました。部署は正直どこでもよく、「品質管理とか生産管理をやってみたいな~」程度でした。とにかく数年やるだけならともかく、ずっと現場は嫌だと考えていました。
なぜ現場が嫌か
- そもそもデスクワークに憧れていたから
- 勤め先の工場の将来性があまりないから
- いざ転職するとなったときに役立つスキルが身につかないから
こんな調子で早く現場から離れたいという私の意志とは裏腹に、異動はこの先も数年無いであろうという状況でした。この工場がずっと続く保証があれば何も考えず、比較的楽な現場に在籍し続けてもよかったのですが、工場は正直数年先の存続さえ見えない状況でそうも言ってられないという焦りがありました。早く現場以外の経験を積み、その経験を活かした転職をしなければ... でも現場経験しかない今の自分が市場で必要とされるだろうか?しかも経験のある現場はもうたくさんだと考えているこの私に...
とりあえず転職活動をしてみよう
転職はしたいが、転職先から求められる経験がない!
現職で転職に有利な経験を積みたいがそれもできない!
だから環境を変えるために転職したいが...!
以下略
こんな感じでモヤモヤを感じたまま仕事をしていましたが、とりあえずやってみっか精神で履歴書・経歴書を書きました。
今度は将来性がありそうな業界で働きたいと思いIT系(SaaS企業)の職種を見ました。
正直どのポジションの「必須スキル」も満たせていませんでした。
それでも転職サイト(私はWantedlyを利用しました)経由で面談から始め、面接を受けていきました。
応募先は1社づつにしました。それ以上はキャパオーバーになると考えてあえてゆっくり進めました。(いずれ転職したいと思っていたが、今すぐする必要はなかったので1年くらいかけてゆっくりやろうと思っていたので)
そうするとなんてことでしょう。最終面接まで呼んでいただき、結果内定をもらうことができました!
転職先は?
リモートワーク化・DX化を推進するような業務効率化サービスを提供するベンチャー企業です。
職種としては企画・開発を担当することになりました。
なぜ転職できたのか、振り返り
私が今回内定をもらえた要因について振り返ると、以下のような点がポイントとなったのかなと考えられました。
①年齢
②無いなりに経歴書を頑張って書いたこと
③転職エージェントを使わなかったこと
④かなりの時間をかけて業界・企業分析を行ったこと
⑤入念な面接対策
順に説明していきます。
①年齢
私自身がまだ20代中盤であったことが重要であったと思います。内定先の平均年齢よりも若く、30代になるまでにまだ数年残っているなどがポイントだと考えています。
②無いなりに経歴書を頑張って書いたこと
正直、書くことが無さ過ぎてこの段階で転職活動を諦めかけました。
その中でもなんとか捻りだしたのが
- 後輩育成経験
- 各年分の自分が担当していた機械の効率目標と効率達成率(達成していない年もあり、それでも大幅に目標を下回っていたわけでもないので正直に書いた)
- 新製品製造に携わった経験(別に自分の腕が買われたわけでもなく、適当に配置されただけだったが、新製品は新製品なので、その立ち上げに参加したみたいなことを書いた)
- 改善提案(実際に提案してきたのはかなりショボいことばかりだが、改善を提案し実施してきた経験があるというような感じで書いた。嘘は言っていないぞ...!)
上記の4点です。特に後輩育成経験は評価してもらえた感じがしました。
③転職エージェントを使わなかったこと
不安で正解がわからない事だらけだったので、正直誰かに頼りたいとも思いましたが、結局使いませんでした。
理由としては、
- エージェント経由だと、内定先の企業がエージェントに支払わなくてはいけないコストがかなりの額で発生する。
- 経験豊富で優秀な人材を雇うためなら企業も惜しまずそのコストを払うだろうが、自分のような未経験人材の為に多額の紹介費用を企業がわざわざ出すとは思えなかった。
などが挙げられます。
④かなりの時間をかけて業界・企業分析を行ったこと
かなりの時間をかけて対象企業の情報を読み漁りました。有料コンテンツであっても躊躇なく利用しました。
⑤入念な面接対策
転職者用の面接で聞かれそうな質問を調べまくりました。
それに対する自分の答えも用意し、youtubeなどにある面接対策動画などを利用し、声に出しても練習しました。
最後に
自信も、求められているスキルが無くても、転職を考えているならとりあえず活動してみることをオススメします。
現在私は有給消化期間に入り、その時間でブログをはじめ、人生初の記事を書いています。
これからも自身の経験や皆さんに役にたてるような記事を書いていければと思うので、温かい目で見守ってくださると幸いです。